ロサ・バンクシアエ‘ルテア’

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黄色の花は雄しべ、雌しべが退化していて花弁は小さく、弁数100枚くらいある八重ロゼット咲き。花茎が短く、短い花梗に10輪程度の花が塊で開花し、枝一面が花で覆われる。常緑性で、枝が細く、よく伸長して枝先が垂れるようになる。古い幹は茶褐色となる。小葉は3-5枚で、枝にとげがないので誘引が楽で非常に扱いやすい。微香があり、日本庭園にも利用できる品種である。耐寒性がやや弱い。開花期は4月中旬で早咲きである。漢字表記は「黄木香薔薇」で、享保年間(1716-1736)に日本に渡来したとされる。枝変わりのルテスケンスは5弁の一重咲きで花つきも良好である。枝には少しとげがある。葉も花もやや細くシンプルだが美しい。キモッコウバラはヨーロッパには1870年ごろに導入されたが、野生種が現存せず、その由来は現在も不明である。秋篠宮文仁親王殿下お子さま(眞子さま)のおしるし。
ロサ・バンクシアエ‘ルテア’について
品種名(日本語) | ろさ・ばんくしあえ‘るてあ’ ロサ・バンクシアエ‘ルテア’ |
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品種名(英名) | Rosa banksiae´Lutea´ |
別名 | キモッコウバラ |
系統 | Sp |
作出年 | 1824年 |
作出国 | イギリス |
作出者 | Royal Horticulture Society |
色 | 黄系 |
香り | 微香 |
花径 | 小輪 |
花型 | ロゼット咲き |
開花時期 | 一季咲き |
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樹形 | 半つる性 |
黒星病 | 強い |
うどん粉病 | 強い |
開花の早さ | 早咲き |
秋の開花量 | 無し |
植栽地域 | 香りのガーデン イングリッシュローズガーデン エントランス |
ロサ・バンクシアエ‘ルテア’が植えられている花壇
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